オリジナル紙袋製作のお手伝い。
オリジナル紙袋製作のPB Worksでは、
オリジナル紙袋製作に関するガイダンスや解説を投稿しています。
これからオリジナル紙袋を作ろうと思っている方のお手伝いを致します。
気軽にご相談ください。
PB_Works_rogo

オリジナル紙袋の特徴

さまざまな種類がある持ち帰り用バッグの中で、紙袋は低価格で、リユース・リサイクルが可能、
また仕様や加工の自由度が高い等、多くの特徴を持つ汎用性に優れた製品として広く使われています。
ここではそんな紙袋の主な特徴を紹介してみます。

低価格

紙袋の価格帯は幅広いですが、例えばフレキソ紙袋では製作数量が大きくなる反面、一枚単価が10円前後にまで下がるような作り方もあります。これはコストでは最も有利なポリエステル製バッグに迫るレベルです。

フレキソ紙袋

環境に配慮した材質、エコロジー

プラ製ではなく、紙であれば海洋ゴミにもならず、分別しリサイクルも。FSC等、環境負荷も考慮された素材も使え、リユースも十分可能な仕様も可能。

OFJ紙袋

様々な加工による、オリジナル性

素材の選択から、箔押し、エンボス、フィルム等様々な加工要素があります。又それを組み合わせ、世界に一つの個性を持った紙袋を作る事ができます。

コート紙

低コストから高級仕様まで幅広く

フレキソ紙袋のような低コストのものから、ハイブランドで使われているような高級感溢れるギフト性の高いものまで、幅広い選択肢があります。

メインビジュアル(黒)

エコロジー

FSC

適切に管理された森林から、計画的に木材を伐採し、森林保護や二酸化炭素排出の量をコントロールされたFSC承認の紙を使う事で、環境に配慮したパッケージを作成できます。

再生紙

資源ゴミとして廃棄された紙ゴミを再度紙として再生します。再生原料が含まれる割合を表示できます。


紙袋の種類

紙袋の製法には幾つかの種類があり、少ロットから対応可能なオリジナル製作方法の他、中ロットから対応のOFJ紙袋、大ロットからのフレキソ紙袋、等があります。

少ロット対応のオリジナル製作

最小ロット500枚からオリジナル製作が可能なタイプです。他の製作方法と比較して、少ロットになると一枚あたりの価格は少し割高ですが、持ち手の種類や選べる材質、加工の種類等が最も多く、オリジナル色を出しやすい種類の紙袋です。

晒クラフト紙

中ロットから製作可能、OFJ紙袋

機械による持ち手の取り付け自動化により、更なる生産効率の改善とコストの低下を実現しました。効率とオリジナルの自由度を両立させたOFJ紙袋は約3,000枚からの製作が可能です。

OFJ紙袋

大ロットでの製作、フレキソ紙袋

ロール紙を使った輪転機を用い、紙袋の印刷から製袋、持ち手の取り付けを完成まで高速で行います。大量生産・低価格に特化したフレキソ紙袋は約7,000枚から製作できます。

フレキソ紙袋

紙袋、種類のポイント

フレキソ紙袋は一枚単価が安い反面、OFJ紙袋等他の製法と比べてオリジナル製作の際の仕様の自由度が低くなります。これは製法上仕方のないことですが、例えば中国やベトナム等海外工場を使えば、大量ロットで紙袋の単価を下げつつ、仕様の自由度もキープすることもできます。この場合、納期の長さには注意しなければなりません。


紙袋の材質

紙袋をオリジナルで作る場合、「材質」は紙袋の持ち手の材質、本体の紙の材質、その他表面加工の材質などを指す場合もありますが、ここではまず紙袋本体の材質に注目してみます。紙袋の材質は、その名の通り「紙」がそのほとんどを占めますが、紙の種類は主に以下に分類されます。

クラフト紙

世に流通している紙袋の材質のうち、そのほとんどは「クラフト紙」が占めています。というのも、大量生産向きの紙袋製作方法である、通称「フレキソ紙袋」において、用紙にクラフト紙が採用されているためです。基本的にフレキソ紙袋ではクラフト紙以外は使われません。

フレキソ紙袋

コート紙

表面にコート剤を塗布して表面を平滑かつ光沢(またはマット)仕上げにした紙をコート紙と呼びます。表面が平滑なので、オフセット印刷等のインクが均一に乗り、印刷の再現性、発色が良好です。鮮やかなフルカラー写真やグラデーションの表現が得意で、カラフルな色調で目を引く紙袋の作成に向きます。

コート紙

クラフト紙、コート紙以外の紙は?

オリジナル紙袋の製作において、上記のクラフト紙コート紙以外の紙となるとやや特殊なものになってきます。例えば、既に色がついた色紙です。これらの紙は、すでに色がついているのでベタ印刷の特別料金は不要、色移りも起こりません。またPPフィルムは特に貼らなくても良いでしょう。例えば、人気の用紙であるコニーラップという色紙では特有の質感、風合い、手触り等が特徴です。


目的別、おすすめの紙袋タイプ

紙袋を利用する目的によって、最適なタイプは異なります。使用する用途や予算に合わせた、バランスの良い紙袋を製作しましょう。

持ち帰り用

食品の持ち帰りにはポリ袋(レジ袋)が一般的ですが、勿論紙袋も多く使われています。持ち帰る製品の単価が比較的安い物では、包材にはあまりお金をかける事ができませんし、イメージ重視の製品の場合は簡素なものはイメージを損なう事もあります。

フレキソ紙袋

イベント用

イベント用では、パンフレットや資料、チラシを配布し、それらをまとめて紙袋に入れて持ち帰ってもらいたいという事が優先されます。どちらかというとアパレル向けのスタイリッシュなものよりは、少し真面目な作りの、ハッピータック等が好まれます。

ハッピータック紙袋

その他の使用目的

企業・普段使い

一般企業向けの、営業にも使える汎用的な紙袋では、フレキソ紙袋以外の仕様が全て当てはまります。外回りの際に資料をさっと入れて手軽に使える、「コート紙、真面目な持ち手(ハッピータック)、A4が入る」が基本となりそうです。営業ツールとして客先に配布したり置いてきたりしても大丈夫な、キッチリしたイメージと、真面目な作りがポイントです。

通販

ネットショップの増加とともに重要となってきた、宅配用の紙袋。手提げ紙袋の場合と同様に、小ロット用、大ロット向けの製作方法があります。多くはクラフト紙を使って作られる事が多い宅配紙袋ですが、送付にかかる運賃との兼ね合いもあり、多くはコストを最優先として作るケースが多いです。その場合、最も適している製造方法としてはフレキソ紙袋での大量ロット製造が挙がります。フレキソ紙袋で宅配紙袋を作る場合、最も有利な点はコストですが、手提げバッグの時と同様に全て機械を使った製造ということもあり、印刷から製袋、宅配袋の特徴である蓋部分に両面テープを取り付ける作業も機械で行うため、非常に効率的です。